バルブの当たり面積によって大きく左右されるのですが、このカムシャ フトには以下のバルブスプリングレートを推奨しています。
※共にフルリフト(全開)時のレートです。
ロードカム/ファーストロード・ラリーカム
(7,000回転までのセットの場合)160lbs/72kg 前後
ターマックラリー/スプリントレース/レースカム
(10,000回転までのセットの場合)200lbs/90kg 前後
1967年にグラインド・モデファイド・コンペティション用カムシャフトメーカーとして創業。
60年代~70年代に於いては、BMCをはじめとした数多くの英国車のレース用カムシャフトを製造。
80年代には、その類まれな技術力でカムシャフトのみならず、タペットやバルブスプリングなど、カムに付随する製品もリリース。
それまでのクオリティのタペットやスプリングに比べて無論カムとの相性が良く、より幅広いマーケットへ進出しています。
90年代初頭には、10機のCNCマシンと共に大量生産にも対応できるよう、6機のカムシャフト研磨機を新たに導入。
1996〜97年には、複数のレースエンジンメーカーにカムを供給することが可能となり、翌98年には、F1をはじめF3, BTCC, ETCC, DTM, FIAGT, LeMans, MOTO-GPなどにも供給を開始。
家族経営のニューマンカムでは、創業時よりわずか1本のプロトタイプ製作からメーカーへの大量納入まで、すべてを自社で一貫製造することに より、高い技術力を他社に流失させること無く、現在でも高い信頼と評価を受け、様々なプロトタイプカムの試作なども行っています。
ARA/250 (Single Point injection/Mild road cam)
ARA/290 (Carburetor/Rally/Fast road cam)
BMC/731 (Carburetor/BMC, Road/Rally spec cam)
バルブの当たり面積によって大きく左右されるのですが、このカムシャ フトには以下のバルブスプリングレートを推奨しています。
※共にフルリフト(全開)時のレートです。
ロードカム/ファーストロード・ラリーカム
(7,000回転までのセットの場合)160lbs/72kg 前後
ターマックラリー/スプリントレース/レースカム
(10,000回転までのセットの場合)200lbs/90kg 前後
ターゲットとしては総出力で約10馬力アップ。全体的にスムースでノーマルに比べ高回転にも対応し、最高速も期待ができます。
ロードカムに比べ更なるパワーを求める方におすすめ。カムだけに 頼ったチューニングでは無く、カムに合わせたポート修正やキャブレーター、点火時期の調整などをする事により安全にパワーを得られます。
※上記2点は3,500回転付近のトルク出力がスムースなため、もう少しだけパワーが欲しい!乗りづらくなるのは嫌だ!といった、ファインチューンがお好みの方に打ってつけです。
一般的な路上での使用にも対応しますが、ファーストロードカムに比べ、より多くの調整が必要となります。高回転型なカムとなるため低回転時のトルク薄は否めません。
排気ガスの問題も含め一般路での使用には向いておりません。これまでのカムに比べ、より高回転時のパワーを得ることができますが、3,500回転辺りまでのトルクの薄さは決して消す事ができません。5,000回転位をキープして走るステージでの走行をターゲットとして設計されているため、シリンダーヘッド、キャブレーター( インジェクション)、マフラーなどにも変更が必要です
5,000回転よりも高回転での使用域がターゲットとなります。全てのマネージメントが可能な方のみが使用するハイスペックカムです。
同一型式のエンジンでもターゲットによってその素材(材料)には違いがあります。
スチールの丸棒から削り出す手法のカムシャフト。ベースカムの無い場合や試作の際に多く用いられる材料です。
チルド鋳鉄製でカムシャフトを製造するにあたり最も適した素材です。
上記チルド鋳鉄製カムシャフトであれば、純正カムを元にリ・グラインド(削り直し)する事によりカムプロフィールをお好みの形状 にする事も可能です。
※純正カムの形状・プロフィールにより製作には制限があります。
ビレット・ブランク・リプロと材料は3種類あるのですが、上記①〜⑤Miniの場合おおむね同型式のエンジンですが、ターゲットによってあえて素材を分けています。
1930〜1945年頃の代表的なカムの素材です。戦前モデルエン ジンのリビルトの際などに用います
ブリティッシュレイランドの純正カム素材です。1970〜1980 年代のAタイプ/Bタイプエンジン。
現在、存在するカムシャフトの素材として最高の物です。F1でも使われている素材のカムです。
この他にも何種かカムに適した素材がありますが、ターゲットに合わせて選択可能なカムを製作することにより、不要に高価なカムとならないように考慮して設計しています。
バルブの当たり面積によって大きく左右されるのですが、このカムシャ フトには以下のバルブスプリングレートを推奨しています。
※共にフルリフト(全開)時のレートです。
ロードカム/ファーストロード・ラリーカム
(7,000回転までのセットの場合)160lbs/72kg 前後
ターマックラリー/スプリントレース/レースカム
(10,000回転までのセットの場合)200lbs/90kg 前後
品番 Part No |
品名 Application |
有効回転数 Power Band |
作用角 Duration |
バルブリフト量 Valve Lift |
カムリフト量 Cam Lift |
バルブクリアランス Valve Clearanc |
中心角 Full Lift |
価格 Price |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
キャブレーター用カムシャフト Use with carburetor Engines |
||||||||
ARA/260 | マイルドロード Mild Road cam |
1,500〜6,000 | 260 | 8.74mm | 6.85mm | 0.305/0.305 | 110 | ¥48,000 |
ARA/270 | ファーストロード Fast Road cam |
2,000〜6,500 | 270 | 9.32mm | 7.31mm | 0.305/0.305 | 107 | ¥48,000 |
ARA/290 | ラリー・ファースト Rally/fast Road cam |
3,000〜7,500 | 290 | 9.71mm | 7.61mm | 0.305/0.305 | 107 | ¥48,000 |
ARA/300 | ターマック/スプリント Tarmac Rally/Sprint cam |
3,750〜8,000 | 300 | 10.52mm | 8.25mm | 0.200/0.250 | 107 | ¥48,000 |
ARA/320 | フルレース Full Race cam |
4,000〜8,000 | 320 | 11.00mm | 8.63mm | 0.200/0.250 | 107 | ¥48,000 |
BMCプロフィールカム BMC Profile CAM |
||||||||
BMC731 | ロードアンドラリー Road and Rally cam |
3,000〜8,000 | 268・268 | 9.77mm | 7.66mm | 0.305/0.305 | 107 | ¥48,000 |
BMC649 | レースカム Race cam |
4,000〜8,000 | 300/300 | 10.84mm | 8.50mm | 0.305/0.305 | 100 | ¥48,000 |
インジェクション用カム For Injection Engines |
||||||||
ARA/250 | マイルドロード Mild Road cam |
2,000〜6,000 | 250/260 | 8.41mm | 6.60mm | 0.305/0.305 | 112 | ¥48,000 |
ARA/250F *MPI用 |
ファーストロード Fast Road cam |
2,000〜6,500 | 250/260 | 8.74mm | 6.85mm | 0.305/0.305 | 112 | ¥48,000 *¥53,000 |
ARA/274 | ファーストロード Fast Road cam |
1,000〜6,000 | 248/274 | 9.20・9.09mm | 7.23/7.13mm | 0.4/0.4 | 112 | ¥48,000 |
※カムリフト量はロッカー比1.275:1で算出しています。 ※オイルポンプは全種メトロドライブとなります。
※価格に消費税は含まれておりません。(税別)